アメリカ出身のプロボクサーであるジョシュア・フランコ選手。
現在、 スーパーフライ級で活躍し、現WBA世界スーパーフライ級王者です。
2022年12月に井岡一翔選手と対戦したことで知った方がほとんどではないでしょうか。
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2022年12月に行われた井岡一翔選手との対戦ではドロー判定に終わり、その後2023年6月24日にダイレクトリマッチが決まりさらに注目を集めているジョシュア・フランコ選手。
そんなジョシュア・フランコ選手について気になっている方も多いのではないでしょうか？
そこでこの記事では…
・ジョシュア・フランコの強さ
・ジョシュア・フランコの成績
・ジョシュア・フランコの負けた試合
について紹介していきます。
WBA&WBO世界Sフライ級2団体統一戦
井岡一翔vsジョシュア・フランコ！！12月31日開催で決定間近！！！
とうとう井岡選手念願の統一戦が！！！！
“大晦日男”が今年も最高の締めくくりを魅せてくれますよ。 pic.twitter.com/iEGaWQEVk8
— Boxing and Boxing (@boxingnboxing) October 11, 2022
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もくじ
ジョシュア・フランコの強さや成績
ジョシュア・フランコ選手の強さは、2022年12月に行われた井岡一翔選手との対戦でドロー判定に終わっていることから、実力は確かなものだと確信した日本人の方も多いはずです。
日本人の方なら井岡一翔選手の強さは知っている方も多いはずです。
井岡一翔選手はフランコ選手との1度目の対戦までドロー判定の試合はなく、32戦29勝（15KO）2敗1引と勝率の高い選手です。
そんな相手にジョシュア・フランコ選手は、一歩も譲らない熱い試合を繰り広げていました。
ジョシュア・フランコ選手の戦績は23戦18勝（8KO）1敗3引1無とフランコ選手も大きく勝ち越しており、高い勝率を持っている選手です。
これまでの獲得タイトルは…
・WBC世界スーパーフライ級ユースシルバー王座
・WBAインターナショナルバンタム級王座
・NABF北米バンタム級王座
・WBA世界スーパーフライ級レギュラー王座（防衛2=正規王座に認定）
・WBA世界スーパーフライ級王座（防衛1）
と数々のタイトルとベルトを獲得してきました。
2023年6月24日に行われる井岡一翔選手のダイレクトリマッチでは、WBA世界スーパーフライ級の防衛戦となります。
1度防衛を成功しているため、2度目の防衛戦に挑む形です。
ジョシュア・フランコ選手のファイトスタイルは、攻撃的なスタイルとテクニカルなボクシングの組み合わせで知られています。
個人的には井岡一翔選手とボクシングスタイルは似ていると思いました。
そのスタイルから素早い動きと的確なパンチを打ち、リング内での位置取りと距離管理に優れており、機敏な動きを使い相手の攻撃をかわしながら的確にカウンターパンチを繰り出すことができます。
パンチ技術は非常に洗練されており、とくにフックやアッパーカットなどの内側のパンチを使うことに長けています。
またフランコ選手は相手のガードをかいくぐって効果的なパンチを打つことができ、相手の防御を崩すことができます。
井岡一翔選手のガードから何度もかいくぐって攻撃を当てていましたよね。
また、フランコ選手はスピードとパワーを兼ね備えたパンチャーでもあります。
相手のガードを崩すために上下に打ち分けを使い、コンビネーションパンチを多く打ちます。
その一方で、相手の攻撃を受けながらも冷静さを保ち、カウンターパンチを繰り出す戦術も得意です。
井岡一翔選手との試合でもパンチをもらっても一切自身のペースを崩さず淡々の自分のボクシングを貫き通す冷静さも垣間見えましたよね。
総合的に見て、ジョシュア・フランコ選手は非常に高い技術を持ったボクサーであり、攻撃的なスタイルを持ち合わせている選手です。
倒すのは容易ではない選手だということがわかります。
個人的には井岡一翔選手とスタイルは似ていると述べましたが、パンチ力は井岡一翔選手よりあるのではないかと感じました。
18勝のうち8KOを飾っているため、KO率は44%とかなり高いことがわかりますよね。
2023年6月24日に行われる井岡一翔選手との再戦では、その強さを証明してくるはずです。
▼ジョシュア・フランコのプロフィール
名前：ジョシュア・フランコ
生年月日： 1995年10月27日
年齢：27歳（2023年6月時点）
出身地：アメリカ合衆国テキサス州サンアントニオ
身長：165cm
リーチ：170cm
プロ戦績：23戦18勝（8KO）1敗3引1無
アマチュア戦績：不明
獲得タイトル：WBC世界スーパーフライ級ユースシルバー王座／WBAインターナショナルバンタム級王座／NABF北米バンタム級王座／WBA世界スーパーフライ級レギュラー王座（防衛2=正規王座に認定）／WBA世界スーパーフライ級王座（防衛1）
階級：スーパー・フライ級
スタイル：オーソドックス
▼ジョシュア・フランコの戦歴
| 日付 | 勝敗 | 試合内容 | 対戦相手 |
|---|---|---|---|
| 2015/08/06 | ○ | 4R判定 2-1（40-36、36-40、39-37） | テモアトシン・ランデロス（メキシコ） |
| 2015/10/02 | ○ | 3RTKO | サウル・エデュアルド・エルナンデス（メキシコ） |
| 2015/12/04 | ○ | 1RKO | レオナルド・レジェス（メキシコ） |
| 2016/01/29 | ○ | 6R判定 3-0（60-54、60-54、60-54） | フアン・カルロス・ベナビデス（メキシコ） |
| 2016/04/01 | ○ | 2RKO | ホルヘ・ペレス（アメリカ） |
| 2016/06/11 | ○ | 6R判定 3-0（58-56、60-54、58-56） | サム・ロドリゲス（アメリカ） |
| 2016/09/17 | ○ | 4RKO | ブリアン・バサン（メキシコ） |
| 2016/11/18 | ○ | 6R判定 3-0（60-54、60-54、60-54） | フェリペ・リバス（メキシコ） |
| 2017/02/03 | ○ | 3RKO | ビクトル・パシージャス（メキシコ） |
| 2017/05/18 | ○ | 1RKO | マルコ・アントニオ・サンチェス（メキシコ） |
| 2017/06/17 | ○ | 8R判定 3-0（79-72、78-73、78-73） | オスカー・モジカ（アメリカ） |
| 2017/07/14 | ○ | 6R判定 3-0（60-54、60-54、60-54） | ペドロ・アントニオ・ロドリゲス（メキシコ） |
| 2017/12/14 | ○ | 8R判定 3-0（80-72、80-72、80-72） | カルロス・マルドナド（アメリカ） |
| 2018/03/24 | ● | 9RTKO | ルーカス・フェルナンデス（アルゼンチン） |
| 2018/06/01 | ○ | 5RKO | イサオ・ゴンサロ・カランサ（メキシコ） |
| 2018/10/04 | △ | 10R判定 1-1（96-94、94-96、95-95） | オスカル・ネグレテ（アメリカ） |
| 2019/04/25 | ○ | 10R判定 2-1（92-98、96-94、97-93） | オスカル・ネグレテ（アメリカ） |
| 2019/08/10 | △ | 10R判定 1-1（95-95、94-96、96-94） | オスカル・ネグレテ（アメリカ） |
| 2020/01/11 | ○ | 9RTKO | ホセ・アレハンドロ・ブルゴス（メキシコ） |
| 2020/06/23 | ○ | 12R判定 3-0（114-113、115-112、114-113） | アンドリュー・マロニー（オーストラリア） |
| 2020/11/14 | × | 2R無効試合 | アンドリュー・マロニー（オーストラリア） |
| 2021/08/14 | ○ | 12R判定 3-0（採点不明） | アンドリュー・マロニー（オーストラリア） |
| 2022/12/31 | △ | 12R判定 1-0（115-113、114-114、114-114） | 井岡 一翔（志成） |
| 2023/06/24 | 対戦予定 | – | 井岡 一翔（志成） |
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ジョシュア・フランコの負けた試合
2023年6月時点ではジョシュア・フランコ選手は23戦18勝（8KO）1敗3引1無と負けた試合は1試合のみとなっています。
その試合は2018年3月に行われたルーカス・フェルナンデス（アルゼンチン）選手との対戦でした。
試合内容は初回にフランコ選手が左アッパーでフェルナンデス選手からダウンを奪います。
フェルナンデス選手はこのダウンで左目下から流血…。
しかしダウンを奪われたフェルナンデス選手ですが、徐々に立て直していき距離を詰め6ラウンド目にフェルナンデス選手の右がフランコ選手の顎に当たりフランコ選手の動きを鈍くさせます。
フランコ選手は6ラウンド目にもらったパンチのダメージが抜けずまま9ラウンド目にフェルナンデス選手の強烈な左フックが炸裂。
フランコ選手はフェルナンデス選手に抱きつきクリンチに行きますが、フェルナンデス選手のラッシュを止められずレフリーが間に入り、逆転KO負けとなりました。
それまで2015年8月にプロデビュー以降13連勝を記録していましたが、プエルトリコへ遠征しルーカス・フェルナンデス（アルゼンチン）に9回TKO負けを喫し、プロ初黒星となりました。
この試合に関してフランコ選手は「少しばかり落胆したけど、その時からベターな選手になろうと集中して懸命に努力した。それが以前より強くなった原因」と発言。
再起戦では5ラウンドKO勝ちを収めていますが、その後ドロー判定や無効試合などなかなか調子を取り戻せていない様子です。
ボクシングの世界や格闘技の世界では1度負けるとその後の調子が振るわず立て直すにはなかなか大変と言われています。
なかには1戦でも負けると引退する選手も稀ではありません。
もちろん負け方にもよりますが、井岡一翔選手の再戦ではどのような試合をみせてくれるのか期待が高まります。
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まとめ
◯ジョシュア・フランコの強さや成績
ジョシュア・フランコ選手の戦績は23戦18勝（8KO）1敗3引1無とフランコ選手も大きく勝ち越しており、高い勝率を持っている選手です。
■獲得タイトル
・WBC世界スーパーフライ級ユースシルバー王座
・WBAインターナショナルバンタム級王座
・NABF北米バンタム級王座
・WBA世界スーパーフライ級レギュラー王座（防衛2=正規王座に認定）
・WBA世界スーパーフライ級王座（防衛1）
◯ジョシュア・フランコの負けた試合
2023年6月時点ではジョシュア・フランコ選手は23戦18勝（8KO）1敗3引1無と負けた試合は1試合のみとなっています。
その試合は2018年3月に行われたルーカス・フェルナンデス（アルゼンチン）選手との対戦でした。
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