キックボクシングのサウスポー選手の利点は?有名選手も紹介!

 

キックボクシングには大きく分けて、オーソドックススタイル(右構え)サウスポースタイル(左構え)の2つの構え方があります。

 

サウスポースタイルで有名な選手といえば、那須川天心選手を思い浮かべる人も多い思います。

 

 

キックボクシングではサウスポースタイルの選手は珍しいですが、「サウスポースタイルにはどんな利点があるの?」と思っている人も多いのではないでしょうか?

 

野球で言えばサウスポーバッターは、オーソドックスバッターより一塁の到達タイムが早いという利点がありますが、キックボクシングではどんな利点があのかについて詳しく解説していきます。

 

そこでこの記事では、現役プロのキックボクサーうーるんが、

・キックボクシングのサウスポーの利点

・キックボクシングのサウスポースタイルで有名な選手

について紹介します。

 

うーるん
うーるん
ぼくが好きなサウスポースタイルの選手も合わせて紹介していきますので、ぜひ最後まで読み進めて見てください。

 

キックボクシングのサウスポー選手の利点

 

キックボクシング・ボクシング・総合格闘技などでサウスポースタイルで活躍している選手はたくさんいます。

 

キックボクシングにおいてサウスポースタイルは、3つの利点があると考えています。

 

・ほとんどの相手はサウスポースタイルに慣れていない

・レバーが狙いやすくなる

・対策されにくい

 

ひとつずつ詳しく解説していきます。

 

ほとんどの相手はサウスポースタイルに慣れていない

世界の人口のうち左利きの割合は10%です。

 

もともと右利きの人がサウスポースタイルに矯正する人もいますが、それでもサウスポースタイルの選手の数は割合から見てもわかるように少ないです。

 

すると自身が練習するジムでもサウスポースタイルの選手は少なく、サウスポー選手と練習する機会が必然的に少なくなります。

 

 

そして、実際にサウスポースタイル選手を相手に拳を交えるといつものオーソドックススタイルの相手ではないため、違和感を覚えながら戦うことになります。

 

反対にサウスポースタイルの選手はオーソドックススタイルの選手には慣れっこなので違和感なく戦うことができ、自分に有利な流れを作りやすいということです。

 

うーるん
うーるん
ぼくのジムでもサウスポー選手が少ないので、サウスポー選手との練習は貴重な時間と考えて練習しています。

 

 

レバーが狙いやすくなる

サウスポースタイルの選手は、相手のレバーを狙いやすくなります。

 

オーソドックスの選手は相手のレバーを狙うときパンチの場合は貯め作ってから打たなければならなく、またキックでレバーを狙う場合はスイッチをしなければなりません。

 

しかし、サウスポースタイルの選手は予備動作をなくしてそのままレバーを狙うことができます。

 

 

なので、たくさん左ミドルキックを打ってくる選手は多いです。

 

うーるん
うーるん
ぼくもサウスポー選手を相手には左ミドルを常に警戒しています。

 

 

対策されにくい

サウスポースタイルの選手は対策されにくいです。

 

対策するにはサウスポースタイルの選手が必要ですが、そのサウスポースタイルの選手の数が少ないと対策はされにくいですよね。

 

 

オーソドックスタイルの選手にとってサウスポースタイルの一番の対策は、サウスポースタイルの選手との実践的な練習をすることが一番の対策になりますが、そのサウスポースタイルの選手がジムに少なかったり、自分と同じ階級のサウスポースタイルの選手がいなければ対策がむずかしくなってきます。

 

また普段からオーソドックススタイルの選手の方が圧倒的に多いので、オーソドックススタイル向けの対策や練習などが多くなってしまいがちです。

 

 

 

キックボクシングのサウスポースタイルで有名な選手

 

ここではぼくが好きなサウスポースタイルの選手を紹介していきます。

 

またぼく自身はオーソドックスですが、たまにスイッチなどをするので、参考にしている選手でもあります。

 

 

那須川天心

キックボクシング界の神童こと那須川天心選手さんは、左利きのサウスポースタイルの選手です。

 

文字を書くときなどは右利きだということでした。

 

そのスタイルは圧倒的なスピード力と多彩技。

 

 

那須川天心選手のスピード力についていけない選手は数多いのではないでしょうか。

 

また、あのスピード力でサウスポースタイルとなるとそれは相手からしてみればかなりやりづらいはずです。

 

 

 

吉成名高

ミライモンスターと言われている吉成名高選手は、ムエタイをベースとした構えのサウスポースタイルの選手です。

 

利き手はどちらかわかりませんでしたが、食事をしているシーンでは右手でスプーンを持って食べていることから、右利きのサウスポースタイルの選手の可能性は高いです。

 

 

RIZINでも圧倒的な強さで活躍する吉成名高選手は、テクニック・攻撃力・カウンターのどれをとってもトップクラスになります。

 

そんな吉成名高選手のスタイルはサウスポースタイルでした。

 

 

久保優太

微笑みのスナイパーと言われている久保優太選手は、サウスポースタイルの選手です。

 

現在は総合格闘家としても活躍されており、総合でもサウスポースタイルで戦っていました。

 

 

そんな久保優太選手の左ミドルは強烈で前手と左ミドルで空間を支配します。

 

久保優太選手の普段の利き手が気になるところですが、左利きのサウスポーであることを自身のTwitterで明かしていました。

 

 

 

アンディ・フグ

スイス・チューリッヒ出身の空手家であり、キックボクサーのアンディ・フグ選手もサウスポースタイルの選手です。

 

キックボクシングの一時代を作り上げたと言っても過言ではないアンディ・フグ選手。

 

 

得意技である左足から繰り出される踵落としなど空手仕込みの多彩な足技は多くの人魅了させました。

 

アンディ・フグ選手の普段の利き手が気になるところですが、とある野球の始球式のときにも左手でボールを投げていたところを見ると、左利きのサウスポーだと考えられます。

 

 

ウェイ・ルイ

中国の怪物と称されるウェイ・ルイ選手はサウスポースタイルの選手です。

 

ウェイ・ルイ選手はカウンターのキックやパンチなどがうまく、的確に急所を狙ってくるスタイルで数々の猛者達を倒してきました。

 

 

キックボクシング戦績は51勝3敗と驚異的な戦績を誇っています。

 

サウスポーで戦う選手は、もらわずに戦うなどクレバーに戦う選手が多いですが、ウェイ・ルイ選手はそのひとりに当てはまると考えています。

 

 

ゴンナパー・ウィラサクレック

第4代K-1 WORLD GPライト級王者に輝いているゴンナパー・ウィラサクレック選手はサウスポースタイルの選手です。

 

タイでは100戦以上のキャリアを積んでおり、2010年から日本のK-1を舞台に移すと、同階級の山崎秀晃・卜部功也・安保瑠輝也などの猛者たちを次々と倒していきました。

 

ゴンナパー・ウィラサクレックさんの強烈な左の蹴りは多くの人が効かされたのではないでしょうか。

 

 

あの破壊力のある蹴りはもらいたくありません。

 

蹴りだけではなく、右のフックもかなり強く試合では油断ならない選手です。

 

 

ネット上では普段の利き手は右だと言われていたました。

 

そうなると戦術の優位性を考えてのサウスポースタイルということになりますね。

 

 

ゲーオ・フェアテックス

初代K-1 WORLD GP -65kg王者のゲーオ・フェアテックス選手もパンチを主体としたサウスポー選手のひとりです。

 

ゲーオ・フェアテックス選手は普段の生活では右利きだということだそうです。

 

つまり右利きのサウスポーなので、コンバーテッドサウスポーとなります。

 

 

コンバーテッドサウスポーのスタイルの特徴に左のストレートがノーモーションで打てるという特徴があります。

 

なので、あの左ストレートで数々の強敵を倒してきたのも納得できますよね。

 

 

ジョルジオ・ペトロシアン

K-1 WORLD MAX時代から活躍し、現在もONEチャンピオンシップを舞台に活躍しているジョルジオ・ペトロシアン選手は、右利きサウスポースタイルとして有名な選手のひとりです。

 

ペトロシアン選手の特徴的な構え方は、コンバーテッドサウスポースタイルに後ろ足に重心を置いた構え方をしています。

 

ジョルジオ・ペトロシアン選手は試合ではほとんど攻撃をもらわずクレバーに戦う選手です。

 

 

そんなペトロシアン選手の戦績は111戦104勝3敗とほとんど負けなしという戦績です。

 

この戦績からもクレバーに戦っているということが伺えますよね。

 

あの那須川天心選手も強いと思う格闘家でジョルジオ・ペトロシアン選手の名前を挙げていました。

 

 

まとめ

 

・キックボクシングのサウスポーの利点

・ほとんどの相手はサウスポースタイルに慣れていない

・レバーが狙いやすくなる

・対策されにくい

 

・キックボクシングのサウスポースタイルで有名な選手

那須川天心

吉成名高

久保優太

アンディ・フグ

ウェイ・ルイ

ゴンナパー・ウィラサクレック

ゲーオ・フェアテックス

ジョルジオ・ペトロシアン