「アウトレイジ」好きの方に向けておすすめの似ている映画を5選をご紹介します。
今回「アウトレイジ」の世界観や闇社会というテーマなどが似ている映画5選をピックアップしましたので、「アウトレイジ」好きの方なら、かならず気に入っていただける映画ばかりを厳選しました。
「アウトレイジ」を見飽きてしまって、ほかに似ている作品がないか探している方は要チェックです!
新しき世界
今日久々にただ悪より救いたまえの予告流れて、早く観たさでゾクゾクした🤩
新しき世界も観なきゃ! pic.twitter.com/OVaEy67r5k— KON🦊 (@I_amKON) November 18, 2021
■あらすじ
韓国の警察官のジャソンは、上司からの指令で国内有数の犯罪組織に潜入捜査をしていた。
ある日、組織の会長が事故で亡くなると、そこから組織内のの後続争いが勃発。
混乱を機に組織壊滅を図る「新世界プロジェクト」が秘密裏に進められるが、潜入捜査官の自身を兄貴分として慕う同志たちとの間で、次第にジャソンは葛藤を抱え初めて……。
■似ている部分
「新しき世界」の作中の撮影の角度や演出などが、かなり「アウトレイジ」に似ていると評判です。
公言はされていないものの、監督のパク・フンジョンは何かしらのインスパイアを得たのではないかと言われています。
舞台が韓国と日本なだけあって、どこか似た街の風景なども既視感が多く、まさに韓国版アウトレイジといった作品でしょう。
■見どころ
“韓国版”アウトレイジと比喩したものの、作中の殺陣のシーンや物語の深みは“日本版”アウトレイジより遥かにリアルで、義理や人情、欲望が渦巻くヤクザの世界を鮮明に描いています。
自身の立場と同志達の間で生まれる葛藤も人間味があり、非常に感情移入ができる点も魅力の一つ。
派手なアクションあり、ドラマありの奥深い作品となっています。
■作品概要
作者:パク・フンジョン
ジャンル:ドラマ/アクション
公開日:2014年2月1日
冷たい熱帯魚
冷たい熱帯魚#絶対に許さない映画
最悪な猟奇事件に基づいているとはいえ、モデルの犯人達に名誉棄損で訴えられたら負けるんじゃねえの? pic.twitter.com/nx0WTwBrv7
— サーシャ (@pesenka_pero) March 2, 2023
■あらすじ
小規模な熱帯魚店を営む男は、家庭内の問題に直視することができずに毎日を過ごしていた。
ある日、男の娘が万引きを犯したところを同業者に助けられて事なきを得る。
その縁もあって次第に助けてくれた同業者と交流を重ねていくが、男は同業者によってある殺人事件へと関与していくことになり……。
■似ている部分
「アウトレイジ」と「冷たい熱帯魚」は、度々視聴者の間で作中のグロテスクシーンが似ていると言われています。
どちらも思わず目を瞑ってしまいそうになる過激なシーンが多く登場し、かなりリアルに映し出されています。
なのでアウトレイジを問題なく視聴できて楽しめた方は、冷たい熱帯魚も間違いなく楽しめるはずです。
■見どころ
グロテスクなシーンにばかり注目されがちですが、当作の魅力は何と言っても鮮明な人間心理です。
緻密に練られた人間関係や、登場人物達の設定、そして平穏な暮らしをしていた主人公が次第に危険な事件に巻き込まれていく過程。
思わず「自分ならどうなってしまうのだろう」と考えてしまう、リアルな人間心理が魅力的な作品です。
■作品概要
作者:園子温
ジャンル:ホラー/サスペンス
公開日:2011年1月29日
孤狼の血
【#今夜何観る】
『#耳をすませば』公開記念!イケメン俳優から演技派俳優へ、#松坂桃李 の秀作を追う!終盤の豹変ぶりを見逃すな!
②『#孤狼の血』(2018)https://t.co/dR7siBlChe#白石和彌 #役所広司 #真木よう子 #竹野内豊 #江口洋介 #中村倫也 pic.twitter.com/hSlUAGq6gj— MovieMarbie (@MovieMarbie) October 11, 2022
■あらすじ
昭和63年、広島では2つの暴力団組織が対立していた。
暴力団関係者が行方不明になる最中、新米刑事の日岡秀一が広島警察へと赴任。
すぐさま日岡は暴力団同士の争いに巻き込まれ、敏腕刑事の上司と共に極道の世界に身を投じていく。
■似ている部分
どちらもヤクザを題材とした作品なのが似ている部分です。
ただ、「アウトレイジ」は組織内を主に舞台としていたのに対し、「孤狼の血」は警察官の立場からヤクザの世界へと飛び込んでいく作風となっています。
どちらも同じ題材ながらも切り込み口が違うので、違った視点で深い任侠の世界を楽しむことができますよ。
■見どころ
残酷なシーンやストーリーもさることながら、最大の見どころは物語終盤に訪れる思わぬ展開です。
まさにあっと驚くのような展開が終盤に用意されており、そこに至るまでに伏線も非常に巧みで一度観終わるともう一度視聴したくなる脚本は圧巻の一言。
ただの任侠映画ではなく、緻密に練られた脚本と伏線が「孤狼の血」の最大の見どころともいえるでしょう。
■作品概要
作者:白石和彌
ジャンル:刑事/ドラマ
公開日:2018年5月12日
龍三と七人の子分たち
[明日公開] 監督・北野武の最新作『龍三と七人の子分たち』 元ヤクザの“ジジイ”が挑む世直し – http://t.co/av6Oi5mLLx pic.twitter.com/dsKBCNP5iP
— Fashion Press (@fashionpressnet) April 23, 2015
■あらすじ
かつて敏腕ヤクザとして名を馳せた高橋龍三は引退後、息子家族のもとで肩身狭く暮らしていた。
そんなある日、龍三はおれおれ詐欺に引っかかってしまう。
龍三は仕返しのために居ても立っても居られず、かつての旧友達を集めて一龍会を立ち上げるのだが……。
■似ている部分
「アウトレイジ」も「龍三と七人の子分たち」も、共に監督は北野武さんです。
どちらも任侠、ヤクザを題材とした作品となっています。
作風や物語は全然違いますが、見比べ得ると「あれ、似てるな」と思うシーンもチラホラ。
両作とも北野武さんらしい、奥深い任侠の世界が描かれています。
■見どころ
シリアスで過激な「アウトレイジ」と違い、「龍三と七人の子分たち」はかなりコメディ要素の強い映画となっており、そこが最大の見どころです。
任侠映画でありながら、コミカルな登場人物達が繰り広げるドタバタ劇がクセになるギャップを生み出しており、まるでコントのような掛け合いも散見されます。
気軽に視聴できる任侠映画、というスタンスが当作の最大の見どころであり魅力でしょう。
■作品概要
作者:北野武
ジャンル:コメディ/任侠
公開日:2015年4月15日
すばらしき世界
「すばらしき世界」(2021)
西川美和監督題名と役所広司さんに惹かれ観た。
俳優さんの演技がみんな凄い。。
皮肉なタイトルで、真っ直ぐで正直な人ほど生きづらい世の中が描かれていた。もちろん自分もその中を生きていて、辛く、虚しい気持ちになった。#すばらしき世界
#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/jZUjAzMrHo— もち麦 (@movie_co_xx) November 10, 2022
■あらすじ
13年の刑期を終え、出所した元殺人犯の男。
男は堅気として生きる決意を胸に上京し、身元引き受け人の弁護士とその妻と新たな生活を始める。
ある日、男の元に前科者が更生する過程をドキュメンタリーで撮影したいとの依頼が舞い込んできて––––。
■似ている部分
直接的な類似点は一見あまり無いように感じますが、物語として「すばらしき世界」は「アウトレイジ」の延長線上の物語なのかなと個人的に感じました。
一度任侠の世界に足を踏み入れ、一度は足を洗うことができても一般社会に適応できずに任侠の世界に戻ってくる様子は「アウトレイジ」でも描かれていました。
まさに「すばらしき世界」はそんな現実に直面する男の物語。
全くの別作品ですが、どこかで繋がっているような物語なのではと思います。
■見どころ
やはり当作の見どころは、どのようにして前科持ちの男が一般社会に復帰していくか、です。
その過程で自分の過去に苦しめられ、周囲からは軽蔑され、差し伸べられる優しい手に違和感を感じる姿はとても鮮明で人間味溢れています。
どのような経緯で一般社会へと溶け込んでいくのか、そのドラマこそが最大の見どころです。
■作品概要
作者:西川美和
ジャンル:ドラマ
公開日:2020年9月10日
まとめ
「アウトレイジ」好きの方に向けておすすめの似ている映画を5選をご紹介しました。↓
◆新しき世界
「新しき世界」の作中の撮影の角度、演出などが、かなり「アウトレイジ」に似ていると評判です。
公言はされていないものの、監督のパク・フンジョンは何かしらのインスパイアを得たのではないかと言われています。
舞台が韓国と日本なだけあって、何処か似た街の風景なども既視感が多く、まさに韓国版アウトレイジといった作品でしょう。
◆冷たい熱帯魚
「アウトレイジ」と「冷たい熱帯魚」は、度々視聴者の間で作中のグロテスクシーンが似ていると言われています。
どちらも思わず目を瞑ってしまいそうになる過激なシーンが多く登場し、かなりリアルに映し出されています。
なのでアウトレイジを問題なく視聴できて楽しめた方は、冷たい熱帯魚も間違いなく楽しめるはずです。
◆孤狼の血
どちらもヤクザを題材とした作品なのが似ている部分です。
ただ、「アウトレイジ」は組織内を主に舞台としていたのに対し、「孤狼の血」は警察官の立場からヤクザの世界へと飛び込んでいく作風となっています。
どちらも同じ題材ながらも切り込み口が違うので、違った視点で深い任侠の世界を楽しむことができます。
◆龍三と七人の子分たち
「アウトレイジ」も「龍三と七人の子分たち」も、共に監督は北野武さんです。
どちらも任侠、ヤクザを題材とした作品となっています。
作風や物語は全然違いますが、見比べ得ると「あれ、似てるな」と思うシーンもチラホラ。
両作とも北野武さんらしい、奥深い任侠の世界が描かれています。
◆すばらしき世界
直接的な類似点は一見あまり無いように感じますが、物語として「すばらしき世界」は「アウトレイジ」の延長線上なのかなと個人的に感じました。
一度任侠の世界に足を踏み入れ、一度は足を洗うことができても一般社会に適応できずに任侠の世界に戻ってくる様子は「アウトレイジ」でも描かれていました。
まさに「すばらしき世界」はそんな現実に直面する男の物語。
全くの別作品ですが、何処かで繋がっているような物語なのではと思います。