こんにちは、うーるんです。
キックボクシングに必須アイテムのひとつに「バンテージ」があります。
バンテージは上級者など関係なく怪我の予防のためにも初心者の方もバンテージの購入をおすすめします。
しかし、バンテージにはさまざまな種類や選び方があります。
初心者の方が実際にお店で手にとってわかるものでもないため、どれを選んでいいのか悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
そこでこの記事では…
・初心者におすすめのキックボクシングバンテージ
・バンテージの巻き方動画
・バンテージに関するQ&A
について現役プロのぼくが初心者の方にもわかりやすく詳しく解説していきます。
【練習用】キックボクシング・グローブの選び方と種類について解説!おすすめのメーカーも紹介
初心者におすすめのキックボクシングバンテージ
実際にぼくはバンテージを使わず代わりに軍手を使用して練習をしていましたが、拳の部分が擦りむいたり手首を痛めたりしていたため、バンテージに変えました。
それからは怪我も少なく、怪我のことを気にせずに思っいっきりパンチを強く打つことができています。
またバンテージに変えてから少しパンチ力も上がりました!
やはり初心者や上級者に関係なく、キックボクシングをするのにバンテージはおすすめです。
それではあなたの目的に合わせてバンテージを選んでいきましょう。
バンテージとは?
バンテージとはキックボクシング・ボクシング・総合格闘技などで使用される拳に巻く包帯のような布のことでパンチを打つ際に拳や手首を怪我を防ぐものです。
バンテージを巻くことで手首や拳の怪我を防ぐことができます。
パンチ力が強い方や練習量が多い方は、バンテージを巻かないで練習をしていると拳や手首の怪我をする可能性があります。
そのため、バンテージは拳や手首を保護するために欠かせない重要なアイテムのひとつです。
そんなバンテージには大きく分けて、練習用と試合用のバンテージの2種類があります。
プロ選手でない限り、多くの方は練習用のバンテージで問題ありません。
試合用のバンテージは、巻くのがむずかしいため練習で使用するにはオススメしません。
プロキックボクサーが試合のときに使用するものなので、購入するときに間違えて試合用のバンテージを購入しないように注意しましょう。
ここでは練習用のバンテージについて紹介していき、詳しく説明していきます。
そして練習用のバンテージにも大きく3種類あり、「伸縮性バンテージ・非伸縮性バンテージ・簡易式バンテージ」の3種類があります。
伸縮性バンテージ
結論から言うとはじめてバンテージを購入する方は、「伸縮性バンテージ」をぼくはオススメします。
■伸縮性バンテージがオススメな人
・バンテージをはじめて買う人
・練習でよく拳を痛める人
・非伸縮性バンテージでうまく巻けない人
・とりあえずバンテージの購入を考えている人
ぼくのジムの会員さんやプロの選手、ぼくも実際によく使用しているのが「伸縮性バンテージ」です。
はじめてバンテージを買うなら伸縮性バンテージをおすすめしています。
伸縮性バンテージを使用して個人的に感じたメリット・デメリットを紹介します。
■メリット
・拳や手首に隙間なくフィットさせやすい
・バンテージをはじめて巻く方でも巻きやすい
・練習中でも崩れにくい
・パンチの衝撃を吸収しにくい
・耐久性が弱い
・長く使用しているとヨレヨレになる
当時、バンテージは初めてでしたが、コツを掴めば比較的簡単に巻くことができました。
巻きやすくフィットさせやすいため、長時間練習をしていても崩れにくかったです。
しかし、伸縮性バンテージは巻きやすい分、締め付け過ぎて手がしびれることがあるため、自分の拳にあった巻きつけ方を見つけることが大切になります。
また非伸縮性バンテージより伸縮性バンテージは耐久性が弱く、パンチを打ったとき拳に衝撃を受けやすいです。
そのため、パンチ力があったぼくはたまに拳を痛めることがありました。
■ぼくなりの伸縮性バンテージを巻くときのコツ
・包帯のように丸めた状態から巻き始める
・巻くときにきつ過ぎずゆる過ぎず巻いてあげる
・拳のクッションを作るときにしっかり拳の上に乗せる
バンテージを巻き始めるときは、買ったときのような丸めた状態にしてから巻き始めてください。
そうすることで、時短で巻くことができしっかり巻きつけることができます。
巻くときはきつ過ぎると手がしびれ、ゆる過ぎると崩れるためちょうど良い締め付け方を見つけましょう。
また、クッション部分を作るときは拳の上にしっかり乗せましょう。
(※写真のように巻いた状態から巻き始めてみてください。↓)
非伸縮性バンテージ
はじめてバンテージを購入する方は、「非伸縮性バンテージ」はあまりオススメしていません。
しかし、非伸縮性バンテージがおすすめな場合もありますので、非伸縮性バンテージがおすすめな人を下記でご紹介します。
■非伸縮性バンテージがオススメな人
・パンチ力がある人
・激しい練習をしている人
・伸縮バンテージを巻いていてもよく拳を痛める人
耐久性が強い非伸縮性バンテージであれば、怪我のリスクは伸縮バンテージよりさらに少なくなります。
とくにパンチ力がある方は非伸縮性バンテージがオススメです。
ですが非伸縮性バンテージにもメリット・デメリットがあります。
非伸縮性バンテージを使用して個人的に感じたメリット・デメリットをご紹介します。
■メリット
・パンチの衝撃を吸収してくれる
・ケガが少なくなる
・パンチ力が少し上がる
・伸縮性より生地が強いため長く使うことができる
■デメリット
・巻くのがむずかしい
・うまく巻けていないとすぐに崩れる
やはり伸縮性バンテージより耐久性が高くしっかりパンチの衝撃を吸収してくれます。
また、しっかりパンチの衝撃を吸収してくれる分、おもいっきりパンチが打てるためパンチ力が少し上がります。
ですが非伸縮性バンテージは巻くのがむずかしため、うまく巻けなかった場合は練習中に崩れることが度々起こります。
巻くのが少しむずかしいため、初心者の方が非伸縮性バンテージを買うのはあまりオススメしません。
■ぼくなりの非伸縮性バンテージを巻くときのコツ
・拳のクッション部分は分厚すぎないようにする
・きつめに巻く
・指の間に通したときに拳を握る
非伸縮性バンテージは、伸縮性バンテージと同じようにクッション部分を分厚くすると、最後に手首で止めるときにもったより長さが足りないことがあります。
非伸縮性は伸びないため、その分巻くときの長さを調節する必要があるので注意が必要です。
巻くときはきつめに巻きながらバンテージを指の間に通すときに拳を握り、引っ張るように手首まで持っていきましょう。
最初は慣れませんが徐々にコツを掴めるので、むずかしいと感じるには最初だけです。
簡易式バンテージ
そこまで練習をしない方や巻くのがめんどくさいと感じる方は、「簡易式バンテージ」がおすすめです。
本格的ではない軽いボクササイズ感覚でキックボクシングを行っているような方であれば、巻くタイプのバンテージは必要ないです。
そのような方は簡易式バンテージがおすすめです。
■簡易式バンテージがオススメな人
・ボクササイズ感覚でキックボクシングを行っている人
・バンテージの洗濯が手間で困っている人
・そこまで激しい練習をしない人
本格的にキックボクシングを行っていない方であれば簡易式バンテージでも十分です。
簡易式バンテージは通常のバンテージと違い洗濯の手間が少ないのが一番のメリットなので、洗濯の手間を減らしたいのであれば簡易式バンテージがオススメです。
簡易式バンテージのメリット・デメリットを紹介します。↓
■メリット
・着脱が簡単
・洗濯する手間が少ない
・後片付けがラク
・ある程度手首と拳を保護してくれる
やはり一番のメリットは選択の手間がかからないということです。
どうしても通常のバンテージだと洗濯の手間がかかるため、めんどくさいという方も中にはいます。
そんな方は簡易式のバンテージを使用されています。
■デメリット
・バンテージより拳や手首にフィットさせることができない
・バンテージより拳や手首を痛める可能性がある
ぼくと仲の良い40代男性の会員さんは、「バンテージは着脱も大変だから、洗濯の手間もかからない簡易式バンテージで十分だよ。」と話されていました。
バンテージと比べて簡易式バンテージは、初心者の方でも着脱が簡単です。
しかし、バンテージより保護力は劣るため、強いパンチや長時間の練習には向いていないので注意が必要です。
バンテージの巻き方(動画付き)
実際にぼくが練習で巻くときのバンテージの巻き方を動画でご紹介します。
バンテージの巻き方に正解はありまんせんので、参考程度に見てみてください。↓
ぼくがバンテージを巻くときのポイントと手順を解説します。
▼バンテージを巻くときのポイント&手順
ぼくがよく使用しているバンテージはこちらです。↓
Q&A
バンテージはどこで購入することができますか?
ネットや格闘技ショップなどで購入することができますよ。またジムに置いてあるところもあるので確認してみてください。購入するときに、しっかり伸縮性・非伸縮性かを確認してから購入するようにしましょう。
おすすめの長さは?
しっかり固定したい場合は、長い4m以上のバンテージがオススメです。そこまで固定しなくていい場合は、短めの3m未満でも問題ありません。
まとめ
「初心者におすすめのキックボクシングバンテージは?理由をプロが解説!」の記事まとめ。
◆結論、はじめてバンテージを購入する場合は、「伸縮性のバンテージ」がおすすめです。
◆そこまでハードに練習をしない方や巻くのがめんどくさいと思う方は、「簡易式バンテージ」もおすすめ。
◆伸縮性バンテージを使用してみて、拳を痛めるようであれば「非伸縮性バンテージ」をおすすめします。