世界において一番層の厚いミドル級の階級で活躍する”サウル(カネロ)・アルバレス”選手。
2021年11月7日(日本時間)にサウル(カネロ)・アルバレス選手(以下、カネロと表記)は、世界スーパーミドル級4団体統一戦をかけてケイレブ・プラント選手と対戦が行われました。
結果、カネロ選手が11Rにプラント選手から2度ダウンを奪いレフェリーストップでTKO勝利しました。
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カネロ選手は2017年にGGGの異名を持つゴロフキン選手と対戦し引き分けており、2018年にゴロフキンとのリマッチで見事判定で勝利を飾り、そこから負けなしの8連勝中です。
そんなカネロ選手の圧倒的な強さに隠れた性格やこれまでの戦績や強さについて調査いたしましたので紹介します。

目次
サウル(カネロ)・アルバレスの性格
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サウル(カネロ)・アルバレスの性格は、穏やかな性格である可能性が高いです。
格闘家としては、当然ながら尋常じゃないほどの負けず嫌で気性が激しいという性格が垣間見れます。
しかし、ゴルフや乗馬楽しんでいるInstagramの投稿からONとOFFが使い分けれており、ご自身の時間を大切にされているという印象でした。
メリハリのある生活を大切にしているのでしょう。
リング上での闘争心むき出し表情から一転してInstagramの投稿を見ると表情豊かな写真が多く、優しそうな印象を持つことができます。
乗馬をされているということから、本来は穏やかな性格である可能性は高いですね。
サウル(カネロ)・アルバレスの戦績や強さ
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ミドル級いや、ボクシングの界の最前線を走るサウル(カネロ)・アルバレス選手の戦績や強さは、やはり驚異的なものでした。
それでは詳しく見ていきましょう。
サウル(カネロ)・アルバレスの戦績
これまでの戦績は…
❏60戦57勝(39KO)1敗2分
現在の戦績は、60戦57勝(39KO)1敗2分です。(※2021年10月現在)
この戦績で目を引くのは圧倒的な勝率とKO率の高さではないでしょうか。
とくにKO率は70%を超えており、米専門メディアが選出した「最も破壊的なボディーパンチャー」6位にカネロ選手が選ばれています。
防御・攻撃・スピードすべての能力値において高くオールラウンダーな選手です。
ほかにもボクシング全17階級で体重差が関係ない場合、一体誰が最強であるかを指す称号のPFP(パウンド・フォー・パウンド)では、1位に毎年カネロが各団体で選ばれています。
ちなみに、同じくDAZN選定のPFPランキング2位には日本人として井上尚弥がランクインしています。
井上より強い選手だと考えるとそのスゴさがわかるのではないでしょうか。
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いったいどのような環境でカネロ選手が育ったのか気になりますよね。
この強さが生まれた裏には何が隠されているのでしょうか?
カネロが生まれ育った環境についても調査してみました。
サウル(カネロ)・アルバレスの強さ
So Canelo just posted this pic of him with his brother… fellas how we feel about it? 😂 pic.twitter.com/881o3FIJNx
— UFCStats💭 (@TheUFCStats) January 5, 2021
サウル(カネロ)・アルバレス選手の強さの秘密は、”家族”にあるといえる可能性が高いです。
驚いたことにカネロ選手は8人兄弟の末っ子です。
兄のリゴベルトさんは元 WBAスーパーウェルター級暫定王者であり、ほかの兄弟のラモンさんとリカルドさんもプロボクサーということが判明しました。
兄弟にプロボクサーがいるというボクシング一家の環境が、現在の彼の強さにつながっているのは間違いないですね。
カネロ選手を育てた両親について調査したのですが、詳細はわかりませんでした。
しかし、他の兄弟もボクシングをやっていることからカネロ選手の両親はボクシングに関して積極的にサポートしていた可能性が高いですね。
ある会見で対戦相手に母親を侮辱されたことで乱闘を騒ぎ起こしていることから、末っ子のカネロ選手は家族のことを大切に思い、愛されて育った可能性も高いです。
サウル(カネロ)・アルバレスの経歴・プロフィール
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【本名】サントス・サウル・アルバレス・バラガン
【生年月日】 1990年7月18日
【国籍】メキシコ
【身長】175cm
【リーチ】179cm
【スタイル】オーソドックス
【戦績】60戦57勝(39KO)1敗2分
メキシコの英雄とされるサウル・アルバレス選手の愛称「カネロ」は、スペイン語でシナモンという意味であり、アルバレスの髪の毛が赤毛だったことから、現在のトレーナーでもあるホセ”チェポ”レイノソが当時アルバレスが13歳だった頃に付けた愛称です。
日本でも世界的にも”カネロ”の愛称で呼ばれることが多いですね。
そんな愛称を持つカネロ選手は、13歳のときにボクシングを始めます。
アマチュア時代はメキシコジュニア全国大会で銀メダルを獲得したり、翌年の2005年15歳のときに同大会でチャンピオンになるなどの好成績を残します。
それから、アマ時代に20戦とボクシングを始めてわずか2年でプロに転向しています。
そんなカネロ選手は、現在ボクシング界で最も注目されている選手です。
まとめ
世界4階級制覇を果したメキシコの英雄ボクサー”サウル(カネロ)・アルバレスの経歴・性格・戦績・強さについて紹介しました。
●カネロの性格はインスタグラムの投稿を見ると端正な顔立ちから表情豊かな画像が多く優しそうな印象で、乗馬を楽しんでいる様子からリング上以外の普段は穏やかな性格。
●カネロのプロボクシング戦績は、60戦57勝(39KO)1敗2分でKO率は70%を超え。
●カネロの強さは、毎年PFP(パウンド・フォー・パウンド)1位にカネロが選ばれるほどの誰もが認めるほどの強さ。
●カネロの経歴は、アマチュア時代にメキシコジュニア全国大会で銀メダルを獲得し、翌年の2005年15歳のときに同大会でチャンピオンになっており、ボクシングを始めて2年でわずか20戦で好成績を残しプロに転向。
●カネロのプロフィール
【本名】サントス・サウル・アルバレス・バラガン
【生年月日】 1990年7月18日
【国籍】メキシコ
【身長】175cm
【リーチ】179cm
【スタイル】オーソドックス
【戦績】60戦57勝(39KO)1敗2分
もし、5階級制覇を達成すれば、パッキャオやメイウェザー、ドネアらに続く偉業を達成することになります。
今後のカネロの動きに注目していきたいです!