キックボクシング団体それぞれのルールは?基本ルールや反則の違いまとめ!

近年、総合格闘技RIZINやBREAKING DOWNなどの影響により注目度が増してきた日本の格闘技。

ただ格闘技のなかでも日本のキックボクシングは格闘家の数に対して団体の数が多く、多種多様です。

K-1やRISEを筆頭に、実に多くのキックボクシング団体が日本には存在しますが、その団体ごとにルールや反則に違いがあります。

そこで各キックボクシング団体ごとに定められた基本ルールや反則技などルールの違いなどについて紹介していき、またそのルールにはどのうような魅力があるのかについても解説していきます。

この記事では…

・キックボクシング団体それぞれのルールは?基本ルールや反則の違い

について紹介していきます。

 

キックボクシングの海外の有名団体は?最高峰の団体も紹介! キックボクシングの海外の有名団体は?最高峰の団体も紹介!

 

【日本】キックボクシングの団体が多すぎる?メジャー団体を紹介! 【日本】キックボクシングの団体が多すぎる?メジャー団体を紹介!

 

 

キックボクシング団体それぞれのルールは?基本ルールや反則の違い

今回は日本のキックボクシング団体のなかでもとりわけ知名度のある、6つの団体の基本ルールと反則技をまとめてみました。

団体ごとの違いを把握しておくと、もっとキックボクシングを観戦するのが楽しくなるので、ぜひこの機会にチェックしておいてくださいね。

 

K-1(ケーワン)

試合形式は3分3R延長2R。

パンチやキック、膝蹴りなどの打撃技はOKですが、肘打ち、頭突き、投げ技と寝技は反則になり、バックハンドブローは制約があります。

また、かつては認められていた首相撲からの膝蹴りも、今は禁止となっています。

うーるん
うーるん
キックボクシングのルールといえばK-1のルールだと思って間違いないくらい、キックボクシングではメジャーなルールです。

 

ほかの団体ではムエタイルールに近い、首相撲ありなどのルールを採用しているところもあり、たびたび攻防のないまま組み付くだけの展開もありますが、K-1ではそのようなことはなく、パンチと蹴り技だけで勝敗を決めるルールのため、誰もがわかりやすく楽しみやすいルールとなっています。

 

RISE(ライズ)

試合形式は3分3R、タイトルマッチのみ3分5R無制限延長でおこなわれます。

パンチ、キック、膝蹴りが有効だが、ムエタイやキックボクシングで許可されている組技は全面禁止。

掴みによる攻撃は、瞬間的なワンキャッチ・ワンアタックのみ有効とされています。

かつてはコスチュームにも規定がありましたが今は緩和されており、禁止されていたキックパンツやロングスパッツの着用が可能になりました。

うーるん
うーるん
K-1とよく比較されがちなRISEですが、K-1にはない「ワンキャッチ・ワンアタック」がRISEでは認められています。

 

2022年6月に行われたTHE MATCH2022の那須川天心vs武尊の試合ではワンキャッチ・ワンアタックが適用されていましたね。

 

K-1にはないワンキャッチ・ワンアタックが認めれており、ワンキャッチ・ワンアタックの瞬間に試合展開が大きく変わることもあるため、K-1とは少し違う見方をできるのがRISEのルールの魅力です。

 

KNOCK OUT(ノックアウト)

試合は3分3R、もしくは3分5Rでラウンド間のインターバルは1分。

K-1と違い、肘打ち・クリンチが認められた伝統のキックボクシングルールを採用しており、頭突き、投げ技、関節技が反則技とされています。

認められているクリンチも消極的な場合は反則を取られますが、レフェリーの静止の指示に従った場合は認められます。

うーるん
うーるん
KNOCK OUT団体ではグローブの色によって試合のルールが異なるREDルールとBLACKルールがあります。

 

相違点としては、REDルールが肘ありでBLACKルールが肘なしです。

 

KNOCK OUT団体は、REDルールとBLACKルールが混同しているため、試合では赤いグローブがREDルール、黒いグローブがBLACKルールとグローブの色でルールが区別できるようになっています。

 

はじめて観戦する方でもわかりやすいですよね。

 

BLACKルールは肘はなしですが、首相撲はアリになります。

 

BLACKルールはパンチや蹴りだけの激しい攻防が多いですが、REDルールは鮮血が飛ぶような壮絶な肘の攻防もあります。

 

なので、K-1のような単純なパンチと蹴りで戦うBLACKルールとムエタイのような本格派の肘ありルールも楽しめるのがKNOCK OUTルールの魅力です。

 

Krush(クラッシュ)

基本的に3分3R延長最大3分1R or 2Rの試合形式を採用。

有効技、反則技など大まかなルールはK-1と同じですが、Krushは独自のマストシステムを採用しており、ジャッジの採点時に必ず勝敗を付けることになっています。

これは引き分けを廃止して勝敗をハッキリとつける目的があり、育成を目的とした試合を除いて原則マストシステムが適用されています。

うーるん
うーるん
基本的なルールはK-1と一緒ですが、マスト判定がK-1とは少し違う点です。

 

そのため、Krushの試合ではKOの試合や激闘の試合が多いところが見どころです。

 

新日本キックボクシング協会

通常6m〜7mのリングの広さに対し、5.5mから7m四方と広さの規定が少しだけ緩いです。

3分3Rもしくは5Rですが、デビュー戦から3勝するまでは3分2Rと定められています。

パンチ、キック、バックハンドブロー、肘打ち、膝蹴りが有効ですが、これはあくまで団体が定めているベーシックなルールであって、大会によってはムエタイルールや、肘打ち、顔面膝蹴りが反則技となるヨーロッパルールも採用しています。

 

SHOOT BOXING(シュートボクシング)

SHOOT BOXINGでは4つのカテゴリーを設けており、エキスパートクラスは3分5R無制限延長、エキスパート特別クラスは3分3R無制限延長でフレッシュマンクラスは3分3R2R延長、スターティングクラスは2分3R1R延長と、それぞれ試合形式が異なっています。

キックボクシングの技に加えて投げ技や、立った状態での極め技や絞め技などの関節技が認められています。

反則技に関してはカテゴリー毎に別れており、エキスパートクラスは頭突きやサミング、フレッシュマンクラス・スターティングクラスではエキスパートクラスのルールに加えて肘打ちが反則技とされています。

うーるん
うーるん
キックボクシング団体でもとりわけ異質なルールを採用しており、スタンディング状態での投げ技や絞め技、関節技が認められています。

 

投げ技は投げ方によって大きくポイントを取ることができるため、SHOOT BOXINGのルールはダウン以外にも盛り上がる要素があるとして人気があり、SHOOT BOXINGならではの観戦ができます。

 

 

まとめ

▼K-1(ケーワン)

試合形式は3分3R延長2R。

パンチやキック、膝蹴りなどの打撃技はOKですが、肘打ち、頭突き、投げ技と寝技は反則になり、バックハンドブローは制約があります。

また、かつては認められていた首相撲からの膝蹴りも、今は禁止となっています。

 

▼RISE(ライズ)

試合形式は3分3R、タイトルマッチのみ3分5R無制限延長でおこなわれます。

パンチ、キック、膝蹴りが有効だが、ムエタイやキックボクシングで許可されている組技は全面禁止。

掴みによる攻撃は、瞬間的なワンキャッチ・ワンアタックのみ有効とされています。

かつてはコスチュームにも規定がありましたが今は緩和されており、禁止されていたキックパンツやロングスパッツの着用が可能になりました。

 

▼Krush(クラッシュ)

試合は3分3R、もしくは3分5Rでラウンド間のインターバルは1分。

K-1と違い、肘打ち・クリンチが認められた伝統のキックボクシングルールを採用しており、頭突き、投げ技、関節技が反則技とされています。

認められているクリンチも消極的な場合は反則を取られますが、レフェリーの静止の指示に従った場合は認められます。

 

▼新日本キックボクシング協会

通常6m〜7mのリングの広さに対し、5.5mから7m四方と広さの規定が少しだけ緩いです。

3分3Rもしくは5Rですが、デビュー戦から3勝するまでは3分2Rと定められています。

パンチ、キック、バックハンドブロー、肘打ち、膝蹴りが有効ですが、これはあくまで団体が定めているベーシックなルールであって、大会によってはムエタイルールや、肘打ち、顔面膝蹴りが反則技となるヨーロッパルールも採用しています。

 

▼SHOOT BOXING(シュートボクシング)

SHOOT BOXINGでは4つのカテゴリーを設けており、エキスパートクラスは3分5R無制限延長、エキスパート特別クラスは3分3R無制限延長でフレッシュマンクラスは3分3R2R延長、スターティングクラスは2分3R1R延長と、それぞれ試合形式が異なっています。

キックボクシングの技に加えて投げ技や、立った状態での極め技や絞め技などの関節技が認められています。

反則技に関してはカテゴリー毎に別れており、エキスパートクラスは頭突きやサミング、フレッシュマンクラス・スターティングクラスではエキスパートクラスのルールに加えて肘打ちが反則技とされています。