キックボクシングはコンタクトスポーツなので、たくさんの道具や防具がありそれらが必要になります。
プロや上級者の方になってくると使用する道具や防具は増えていきますが、初心者の方は最低限のモノだけ揃えておくと大丈夫です。
しかし、キックボクシングをはじめたばかりの初心者の方は、「どんな道具があるの?」「どの道具を揃えたらいいの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では…
・キックボクシング初心者に必要な道具
・キックボクシング初心者にオススメのグローブ
について紹介していきます。
初心者におすすめのキックボクシングバンテージは?理由をプロが解説!
キックボクシング初心者に必要な道具
初心者の方はこれから紹介する道具を持っていればまず困ることはありません。
紹介する道具は実際にぼくも初心者だった頃に使っていました。
それではひとつずつ道具を下記でご紹介します。↓
・パンチンググローブ
・16オンスグローブ
・レガース(レッグガード)
・ニードガード(膝当て)
・ヘッドギア
・マウスピース
・バンテージ
・簡易バンテージ
・テーピング
パンチンググローブ
サンドバッグやミット打ちのときに使用する練習用のグローブです。
パンチンググローブの特徴は、拳の部分のクッションが薄いためパンチの打つ感触を楽しむことができます。
また、パンチググローブは小さいためリュックに入れやすく、持ち運びしやすいのも特徴的です。
ぼくもはじめたての頃は、パンチンググローブを使用していました。
初心者の頃は、パンチを打つ感覚を楽しめる「パンチンググローブ」をオススメします。
パンチンググローブは対人練習などで使用することはできないため注意してください。
16オンスグローブ
16オンスのグローブは、主に対人練習・マススパーリング・スパーリングなどで使用します。
対人練習をする場合は、16オンスのグローブが必要です。
もちろん、普段の練習使いでも使用することもできます。
16オンスのグローブは大きいため拳をしっかり守ってくれますが、持ち歩くには不便です。
初心者の方でも対人練習を積極的に取り入れたい場合は購入をオススメします。
絶対に必要という訳ではありませんが、持っていると対人練習などもできるので、練習の幅が広がりよりキックボクシングを楽しむことができます。
ぼくは最初パンチンググローブをずっと使用していましたが、対人練習を積極敵に取り入れるようになってから16オンスのグローブを購入しました。
詳しいグローブ選びの方法はこちらの記事が参考になります。↓
>>>【練習用】キックボクシング・グローブの選び方と種類について解説!おすすめのメーカーも紹介
レガース(レッグガード)
レガースは足のスネを保護するための防具です。
スパーリング・マススパーリングなどの対人練習で使用します。
レガースは「ベルト式」と「ソックスタイプ式」の2種類があり、ソックスタイプよりベルト式のほうが保護力があるため、個人的には「ベルト式のレガース」がオススメです。
初心者の方でスパーリング・マススパーリングの練習を積極的に取り入れたい場合は買うことをオススメします。
ぼくのジムでもレガースを貸し出していますが、貸出用はマジックテープの部分が引っ付かない、匂いがするなどボロボロのモノが多いため、自身で揃えるほうがおすすめです。
これもグローブと同じで自分で道具を揃えるほうが自然とやる気が上がりますよ!
ヘッドギア
ヘッドギアは、頭を保護するための防具です。
主にスパーリング・マススパーリングなどの対人練習で使用します。
対人練習のときに、脳震盪を防いだりお互いの頭がぶつかったときにケガをしないようにしたりする役割があります。
しかし、初心者の方で必要になることはあまりないですが、マススパーリングや対人練習で安全面を考慮したい場合はオススメです。
ぼくはアマチュア大会に出るために購入しましたが、同じように今後アマチュア大会に出ようか考えている方やスパーリングをする方は買っておくことをオススメします。
マウスピース
マウスピースは歯を保護するための道具です。
マススパーリング・スパーリング・対人練習をする場合は、必須のアイテムになります。
対人練習を積極的に行っている方は絶対に買っておきましょう。
安いモノもありますが、しっかり歯を保護できるマウスピースを購入しましょう。
ネットなどで購入するよりも、個人的に一番おすすめは近くの歯医者で型をとって作るマウスピースがおすすめです。
バンテージ
バンテージは、拳や手首を保護するための道具です。
バンテージには大きく2種類があり、「伸縮性タイプ」と「非伸縮性タイプ」のモノがあります。
伸縮性タイプは拳や手首にフィットさせやすいですが、非伸縮性タイプに比べて少し耐久力が低くなっています。
非伸縮性タイプは、拳や手首にフィットさせにくいですが、伸縮性タイプよりも耐久力は高いです。
はじめたばかりの方や初心者の方は、軍手で拳を保護している方が多いですが、軍手は拳や手首の怪我のリスクが高いためバンテージの購入をおすすめします。
詳しいバンテージ選びの方法はこちらの記事を参考にしてください。↓
>>>初心者におすすめのキックボクシングバンテージは?理由をプロが解説!
簡易バンテージ
簡易バンテージは、拳や手首を保護するための道具です。
通常の包帯式のバンテージと違い着脱がとてもかんたんになっています。
バンテージを毎回巻くのが大変な場合は、簡単に脱着できる簡易バンテージをオススメします。
簡易バンテージは脱着や洗濯の手間がかからないのがメリットです。
しかし、バンテージより保護力は劣ります。
毎回、バンテージを巻いたり洗濯したりするのがめんどくさいく手間を省きたい方は、簡易バンテージを買うことをオススメします。
簡易式バンテージはとくに女性の方におすすめです。
テーピング
テーピングはケガの予防や悪化を防ぐために使用する道具です。
たとえば、練習前に手首にテーピングを巻いていると、パンチを打ち損ねたたときにケガの予防になります。
また、ちょっとしたケガのときにも使えるため、ひとつ持っていると重宝します。
初心者の方でもひとつ持っていると便利ですね。
ぼくは手首が痛いときによく使っています。
100均やドラッグスストアでも売っているので、ひとつ持っておくと便利ですよ。
キックボクシング初心者にオススメのグローブ
キックボクシングをはじめたらやはり欲しくなるのは「マイグローブ」ですよね。
グローブにはさまざまな種類があり、用途によってグローブの選び方も変わってきます。
ここで紹介するグローブは、練習用で使う「パンチンググローブ」になります。
「パンチンググローブ」とは、ミット打ち・サンドバッグ打ちなどで使用するグローブのことです。
初心者の方でグローブ選びに迷われた方は、「パンチンググローブ」をオススメします。
また、値段もそこまで高くなく持ち運びしやすいのも特徴です。
そこで個人的にオススメの「パンチンググローブ」を3つを紹介します。↓
WINDY(ウィンディ) パンチンググローブ
種類 | パンチンググローブ |
メーカー | WINDY |
素材 | 天然皮革 |
「WINDY」はムエタイの聖地タイ王国の有名なキックブランドです。
タイの二大スタジアムのひとつルンピニースタジアムで使用されているグローブが「WINDY」です。
質が高く日本やタイでも多くの方が使用しており、流通も多くカラーバリエーションも豊富にあります。
最初は、若干かたいですが使用していくうちに手に馴染んできます。
丈夫で本格的なグローブを使用したい方にオススメです。
ぼくも「WINDY」のグローブを使用しており、クッション部分が硬くて強いパンチを打ち込めるところが気に入っています。
TWINS (ツインズ)パンチンググローブ
種類 | パンチンググローブ |
メーカー | TWINS |
素材 | 本革製 |
「TWINS」は、タイでWINDYに並ぶ有名キックブランドです。
本革を使用しており、プロの選手は試合前になると8オンスのTWINSグローブを使用して練習する方もいます。
「TWINS」は耐久性が高く長く使用することができるため、丈夫で本格的なパンチンググローブがほしい方にオススメです。
ぼくのジムでは、 「TWINS」 を使用している方をよく見かけます。
グローブ選びに失敗したくない方は、「TWINS」を選ぶと間違いありませんよ。
BODYMAKER(ボディメーカー) パンチンググローブ
種類 | パンチンググローブ |
メーカー | BODYMAKER |
素材 | 人工皮革 |
通気性がよく耐久性も高く長く使用したいなら「BODYMAKER」のパンチンググローブはオススメです。
ボクササイズ目的の方にもオススメできます。
マジックテープで手首をしっかり固定するこができ、ずれることなく強くパンチを打ち込めることができたので、初心者の方でも扱いやすいです。
値段は比較的に安く、とりあえずパンチンググローブがほしい方やサンドバッグでパンチを打ったときの感触がほしい方などにオススメです。
キックボクシングの道具が購入できる場所は?
ネットで購入できるけど実際に手にとってから購入してみたいと考えている人も多いはず。
実際に店頭で購入を検討している人は、以下の3つの格闘技ショップがおすすめです。
ご紹介するのは実際にぼくも購入したことのあるお店です。
店頭に行くことがむずかしい方は、通販サイトもあるのでそちらから気になる商品をチェックしてみてください。
格闘技プログッズショップISAMI(イサミ)
言わずれと知れた格闘技ショップの「イサミ」。
東京・横浜・名古屋・大阪・神戸・福岡・札幌など全国各地に店舗を構えています。
ぼくもほとんどの道具は、イサミさんで揃えさせていただいています。
サイズ感がわからない人は実際に試着もできるので安心です。
こないだぼくもサイズ感がわからなくて”ファールカップ”の試着をさせてもらえました。
ほかにもわからないことなどあればスタッフさんが親切に答えてくれますよ。
100円ごとに2ポイント加算されるイサミのポイントカードもうれしいポイントです。
実際に道具などを揃えるとかなりお金がかかるため、すぐにポイントも貯まります。
BODYMAKER(ボディメーカー)
さまざまなスポーツ用品を取り扱っているスポーツメーカーのBODYMAKER(ボディメーカー)。
ボディーメーカーのブランドイメージとしてあのK-1選手の皇治選手が起用されています。
キックボクシングの道具からトレーニングウェアまでラインナップは豊富です。
道具やウェアなどは、硬派なデザインから女性向けのかわいいデザインまでたくさんあります。
キックボクシングをはじめたばかりの頃にぼくは、ボディーメーカーでパンチンググローブを購入しました。
ほかにもたくさんの商品が置いてあり、つい長居してしまうほどです。
ボディーメーカーも全国各地にあるので近くにある人は立ち寄ってみてください。
龍虎MMAショップ 池袋店
こちらは東京都に1店舗しかないので、近くにお住まいの方や近くをお通りの際に立ち寄ってみてください。
龍虎MMAショップは、日本のメーカーから海外の有名メーカーまで揃えており、トレーニングウェアも充実しています。
近くに立ち寄ることがなかなかない人は、ネットでも購入できるので気になる商品があればネットからチェックしてみてください。
Q&A
ネットor店頭で買うのどちらがおすすめですか?
ネットのほうが安く購入できる場合もありますが、やはり手にとって購入できる店頭のほうをおすすめします。バンテージなどはネットで購入するほうがいいですが、グローブやレッグガード、ウェアなど最初はサイズ感がわかりにくため店頭で試着してから購入するほうが失敗しないで済みますよね。
まとめ
■キックボクシング初心者に必要な道具一覧
・パンチンググローブ
・16オンスグローブ
・レガース(レッグガード)
・ニードガード(膝当て)
・ヘッドギア
・マウスピース
・バンテージ
・簡易バンテージ
・テーピング
■キックボクシング初心者にオススメのグローブ
・WINDY(ウィンディ) パンチンググローブ
・TWINS (ツインズ) パンチンググローブ
・BODYMAKER(ボディメーカー) パンチンググローブ
■キックボクシングの道具が購入できる場所
・格闘技プログッズショップISAMI(イサミ)
・BODYMAKER(ボディメーカー)
・龍虎MMAショップ 池袋店